【遊戯王】『水霊使いエリア/Eria the Water Chamer』のカード効果や関連カードなどの紹介まとめ。〈カード紹介〉

【水霊使いエリア】のカード内容や関連カードの紹介などのまとめです。

【水霊使いエリア】のカード紹介

水霊使いエリア/Eria the Water Chamer

【水霊使いエリアすいれいつかいエリア（英語名：Eria the Water Chamer）】は、遊戯王OCG基本パック「THE LOST MILLENNIUMザ・ロスト・ミレニアム」で初登場したカードです。

カードイラストは青い髪と瞳を持ついかにも魔法使いらしい可愛い少女と、お供となる『ギゴバイト』を連れているものになっています。

【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】のカードとしては「水属性」「レベル3モンスター」「魔法使い族」で、特徴的な効果は“リバース“した時に相手フィールドの水属性モンスターのコントロールをエリアがいる限り得ることができることです。
この効果により相手モンスター利用して、‘攻撃したり““特殊召喚””シンクロ召喚“”エクシーズ召喚“”リンク召喚“と次の手へと繋げていくことになります。

しかしながら相手の属性依存となり【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】では水属性を効果の対象としているので、汎用的な手札誘発や効果を持つ光や闇属性と比べると少ない属性なので、効果を発揮できない場面もあります。
（便利な『ハリファイバー』とかは墓地に居るので）

また効果自体もリバースであり、発動した【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】自身が場に残る必要があることから、効果の恩恵を得られるタイミングは限られています。

このように効果の発動にはネックとなるポイントが多いですが、魔法や罠でモンスターの属性を変更したり攻撃を止めさせたりすることでケアすることもできます。
またステータスが低いこともあり、デッキからのサーチや墓地からのサルベージで言えば簡単にできるので活かせるところです。

あと種族はサポートの種類が豊富な『魔法使い族』なので種族的には扱い易い部類となっています。

さらに『霊使い』のストラクチャーデッキ『精霊術の使い手』が登場し、そこでサポートが収録されたので、その効果の恩恵を得ることができます。

そして『水霊使い』というように、『霊使い』というカテゴリーに属しています。
このカテゴリーでは属性が指定された相手モンスターカードのコントロール得ることができるのが特徴となっています。

またイラストについても今回の【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】のように、可愛い少女やその成長した姿等で描かれているので、カードイラストで人気の高いテーマです。

『霊使い』というカテゴリーは可愛い女の子モンスターが属しているということで人気も高く、人気投票などが行われる度に上位にいることが多いです。
『霊使い』モンスターが初登場したのは2005年2月に発売された「THE LOST MILLENNIUMザ・ロスト・ミレニアム」です。ここでは『水霊使いエリア』『風霊使いウィン』『火霊使いヒータ』『地霊使いアウス』の四属性の『霊使い』達が登場しました。
その2005年には、『霊使い』達が描かれた罠や『憑依装着』モンスターが登場し、3年後の2008年には闇属性の『闇霊使いダルク』、さらに2年後の2010年には『光霊使いライナ』が登場し、これで全属性に霊使いモンスターが登場することになりました。
その後も『霊使い』カードは増えていき『ダルク』と『ライナ』の『憑依装着』や、『憑依装着として扱う霊使いのリンクモンスター』、お供の『ギゴバイト』達も『憑依覚醒』として『霊使い』達をサポートするモンスターとなりました。
その他にも『霊使い』達が成長した姿の『霊媒師』も登場しています。
それから、初登場から15年後には人気投票の結果により『霊使い』をテーマとした“ストラクチャーデッキ“『精霊術の使い手』が発売されることになりました。
カテゴリーとして2022年になっても新規カードが常に登場し続けている状態です。

2022年まで収録されたのは以下の通りです。

ほとんどはノーマルですが、スリーブに付属したものだけはシークレットレアとなっています。

ここからは【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】に関連するカードを見ていきます。
先ずは【憑依装着ひょういそうちゃくーエリア/Familiar-Possessed – Eria】です。

【水霊使いエリア】に関連するカード

憑依装着ーエリア/Familiar-Possessed – Eria

【憑依装着ひょういそうちゃくーエリア/Familiar-Possessed – Eria】は2005年8月に発売された基本パック『ELEMENTAL ENERGYエレメンタル・エナジー』で収録されました。
この弾では他の『ウィン』『ヒータ』『アウス』も同様に『憑依装着』で収録されています。

“憑依装着”ということで、【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】のイラストに居た『ギゴバイト』が成長した『ジゴバイト』が『エリア』に精霊術により憑依した姿となっています。
召喚方法にもその部分があり、【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】と水属性モンスターを墓地に送りデッキ、手札もしくはデッキから特殊召喚することができます。

ステータスも『憑依装着』したことにより上昇しており、【憑依装着ひょういそうちゃくーエリア】の効果で特殊召喚した場合は守備貫通効果を持ちます。
しかしなが攻撃力は1850と貫通効果を活かすには些か少ない値なので、魔法カードなのでサポートをしていきたいところです。

また、2020年に登場したストラクチャーデッキ『精霊術の使い手』の”霊術覚醒パック”ではSE（シークレットレア）で再収録されています。
ここでの収録には別イラストVerもあり、ここでは『エリア』と『ガガギゴ』の動きが合わさるよう攻撃している姿となっていて、より”憑依装着”らしい姿となっています。

次に関連するカードとしては【逆巻さかまくエリア/Raging Eria 】です。

逆巻くエリア/Raging Eria

【逆巻さかまくエリア/Raging Eria 】は2006年2月に発売された基本パック『ENEMY OF JUSTICEエネミー・オブ・ジャスティス』で収録されました。

“憑依装着”とは違い【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】が大人になった姿です。
ここでも他の『ウィン』『ヒータ』『アウス』が同様に大人姿で収録されています。

身長も伸び”大人”な顔つきになった『エリア』。これまでの可愛いらしさから、その顔つきは凜々しくなり、『水霊使い』『憑依装着』とは違う感じになっています。
（可愛さのベクトルがズレたこともあり、この大人系列の霊使いはこれ以降登場していませんね。）

あと『霊使い』や『憑依装着』という名称が無いので、『憑依覚醒』や『精霊術の使い手』といった魔法カードのサポート対象にならないのも悩みどころです。

次に関連するカードとしては【清冽せいれつの水霊使すいれいつかいエリア/Eria the Water Charmer,Gentle】です。

清冽の水霊使いエリア/Eria the Water Charmer,Gentle

【清冽せいれつの水霊使すいれいつかいエリア/Eria the Water Charmer,Gentle】は2020年1月に発売された基本パック『ETERNITY CODEエターニティ・コード』で収録されました。

【逆巻さかまくエリア/Raging Eria 】から約14年の歳月を経て新たに登場した『エリア』の新カードです。
今までは効果モンスターでしたが、【清冽せいれつの水霊使すいれいつかいエリア】はリンクモンスターとして登場しました。

リンク2のモンスターとして登場した『エリア』は相手墓地の水属性モンスターを蘇生することができるようになり、相手により場を離れた時にデッキからカードをサーチする効果を得ました。
墓地のカードを対象としているので、展開の繋ぎとして使用されることが多い『ハリファイバー』を狙える機会が多いと思います。
そしてサーチ効果も水属性全般を狙えるので、水属性を主体とするデッキには相性がよいですね。何より可愛いので。
また”憑依装着”カードとして扱うので、この後に登場するストラクチャーデッキ『精霊術の使い手』に収録されるサポートカードの恩恵を得ることが出来ます。

イラストについても、『霊使い』や『憑依装着』時の可愛い系のイラストに戻り、かなり可愛いらしい姿です。
お供についても、このリンクモンスターの霊使い達は今まで共にしてきたギゴバイト達とは別のモンスターと居るようになります。
『エリア』についてはまだ登場していませんが、『アウス』と『ウィン』から分かるように『霊媒師』となることで、新たなお供と昔からのお供の両方と居るようになる感じです。

そして現在『エリア』のカードでもこの【清冽せいれつの水霊使すいれいつかいエリア】が最も高額なカードであり、SRやSEではそこまでではありませんが、20thSEは”30万円を余裕で越える”という状態です。
可愛い＋高レア＝高額。というシンプルな答えが現れています。
ちなみに『ウィン』の場合も同じような値段となっています。
（ブルーアイズとかは別（10万とか100万単位）。某MTGのブラックロータスは論外（100万とか1000万単位））

ここからは魔法と罠についてです。先ずは【水霊術すいれいじゅつー｢葵｣あおい/Spiritual Water Art – Aoi】です。

水霊術ー｢葵｣/Spiritual Water Art – Aoi

【水霊術すいれいじゅつー｢葵｣あおい/Spiritual Water Art – Aoi】は2005年7月に発売された『CYBERNETIC REVOLUTIONサイバネティック・レボリューション』で初登場したカードです。

イラストは、目を閉じた『エリア』を中心に描かれ【水霊術すいれいじゅつー｢葵｣あおい】を発動している様子ですね。
効果は自分の水属性モンスターをリリースして相手のハンデス効果となっています。確認して捨てさせるカードを選ぶので便利ですし、水属性の場合はコストは豊富なので扱い易いです。

続いては『憑依装着』姿が描かれたカード【憑依連携ひょういれんけい/Possessed Partnerships】です。

憑依連携/Possessed Partnerships

【憑依連携ひょういれんけい/Possessed Partnerships】は2020年7月に発売された『ストラクチャーデッキー精霊術の使い手せいれいじゅつ　つか　てー』で初登場したカードです。

各『霊使い』をサポートする効果を持ち、イラストは四属性の『霊使い』達が『憑依装着』姿で描かれています。
この『憑依装着』姿は”霊術覚醒パック”で収録されたイラストのものになっています。

続いては魔法カード【憑依覚醒ひょういかくせい/Awakening of the Possessed】です。

憑依覚醒/Awakening of the Possessed

【憑依覚醒ひょういかくせい/Awakening of the Possessed】は2018年12月に発売された『ジャンプフェスタ　リミテッドパック2019』で初登場したカードです。

各『霊使い』をサポートし『憑依装着』が召喚された際にドローする効果を持ちます。イラストは四属性の『霊使い』達が描かれています。

続いては魔法カード【精霊術の使い手せいれいじゅつのつかいて/Spirit Charmers】です。

精霊術の使い手/Spirit Charmers

【精霊術の使い手せいれいじゅつのつかいて/Spirit Charmers】は2020年7月に発売された『ストラクチャーデッキー精霊術の使い手せいれいじゅつ　つか　てー』で初登場したカードです。

各『霊使い』及び『憑依装着』をデッキからサーチする効果を持ちます。イラストは四属性の『霊使い』達が杖を掲げている姿で描かれています。

続いては『エリア』のお供である『ギゴバイト』に関連するカードです。先ずはその【ギゴバイト/Gigobyte】

ギゴバイト/Gigobyte

【ギゴバイト/Gigobyte】は2004年に発売された『ファラオの遺産』に収録されました。

テキストから不安になる未来が描かれていますが、そこは安心の遊戯王、無事にその道を辿ってしまうことに･･････。しかし、流れを断ちエクシーズの時代では覚醒することに。

次は、その『ギゴバイト』が成長した姿である【ジゴバイト/Jigabyte】です。

ジゴバイト/Jigabyte

【ジゴバイト/Jigabyte】は2014年11月に発売された基本パック『THE SECRET OF EVOLUTIONザ・シークレット・オブ・エボリューション』で収録されました。

『ギゴバイト』が成長した姿で『憑依装着』の『エリア』と共に居るときの姿ですね。
効果についても霊使い（魔法使い族）が居れば特殊召喚でき、破壊された時は他の霊使い達のお供である『ランリュウ』達を呼ぶことが出来るようになっています。

そして最後は『エリア』により覚醒した姿【憑依覚醒ひょういかくせい－ガギゴバイト/Awekening of the Possessed – Gagigobyte】です。

憑依覚醒－ガギゴバイト/Awekening of the Possessed – Gagigobyte

【憑依覚醒ひょういかくせい－ガギゴバイト/Awekening of the Possessed – Gagigobyte】は2020年8月に発売された『PHANTOM RAGEファントム・レイジ』で初登場したカードです。

『ジゴバイト』が『エリア』の力を得て覚醒した姿ですね。効果も『エリア』を初めとした『霊使い』のサポートとなっています。

イラストにも右上に『エリア』が描かれていますね。

まとめ

【水霊使いエリアすいれいつかいエリア】についてでした。

やっぱり可愛いは正義です。

引用
© 高橋和樹　スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI