【風霊使いウィン】のカード紹介とまとめです。
【風霊使いウィン(英語名:Wynn the Wind Chamer)】は、遊戯王OCG基本パック「THE LOST MILLENNIUM」で初登場したカードです。
- 1 【風霊使いウィン】のカード紹介
- 1.1 風霊使いウィン/Wynn the Wind Chamer
- 1.2 憑依装着ーウィン/Familiar-Possessed – Wynn
- 1.3 吹き荒れるウィン/Storming Wynn
- 1.4 蒼翠の風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer,Verdant
- 1.5 風霊媒師ウィン/Wynn the Wind Channelerng
- 1.6 風霊術ー「雅」
- 1.7 憑依連携/Possessed Partnerships
- 1.8 憑依覚醒/Awakening of the Possessed
- 1.9 精霊術の使い手/Spirit Charmers
- 1.10 プチリュウ/Petit Dragon
- 1.11 憑依覚醒-ラセンリュウ/Awekening of the Possessed – Rasenryu
- 1.12 まとめ
【風霊使いウィン】のカード紹介
風霊使いウィン/Wynn the Wind Chamer
カード名 | 風霊使いウィン/Wynn the Wind Chamer) | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆☆ (レベル3) |
種族等 | 魔法使い族/効果 |
テキスト | ①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの風属性モンスター1体を対象として発動する。このモンスターが表側表示で存在する間、そのモンスターのコントロールを得る。 | ||
ATK | 500 | DEF | 1500 |
現在では『霊使い』というカテゴリーに属し、ここに当てはまる“霊使いモンスター“は「魔法使い族」となっています。
カードとしては「風属性」「レベル3モンスター」「魔法使い族」で、特徴的な効果は“リバース“した時に相手フィールドの風属性モンスターのコントロールをウィンがいる限り得ることができることです。
この効果により相手モンスター利用して、‘攻撃したり““特殊召喚””シンクロ召喚“”エクシーズ召喚“”リンク召喚“と次の手へと繋げていくことになります。
そして一番の特徴はカードイラストです。
【風霊使いウィン】は、『プチリュウ』を引き連れ、緑色の髪と瞳の可愛い少女のモンスターです。
そう、“かわいいカード”です。
『霊使い』というカテゴリーは可愛い女の子モンスターが属しているということで人気も高く、人気投票などが行われる度に上位にいることが多いです。
初登場したのが「THE LOST MILLENNIUM」の2005年にも関わらず、その15年後には人気投票の結果により『霊使い』をテーマとした“ストラクチャーデッキ“『精霊術の使い手』が発売されることになりました。
カテゴリーとしても2022年になっても新規カードが常に登場し続けています。
『ウィン』の出自設定は、マスターガイドにより『ガスタ』であることが分かり『ウィンダール』や『ウィンダ』といった長老一族の血族の1人となっているようです。
2022年まで収録されたのは以下の通りです。
収録セット |
THE LOST MILLENNIUM | № | TLM-JP029 | レアリティ | N(ノーマル) |
ベンダー版THE LOST MILLENNIUM | TLM-JP029 | N(ノーマル) | |||
EXPERT EDITION Volume3 | EE3-JP209 | N(ノーマル) | |||
デュエルターミナル「インヴェルズの侵略!!」 | DT10-JP007 | N(ノーマル) | |||
トーナメントパック2019Vol.2 | 19TP-JP203 | N(ノーマル) | |||
デュエリストカードプロテクター六属性セット特典カード | DCP-JP004 | SE(シークレットレア) | |||
ストラクチャーデッキー精霊術の使い手ー | SD-JP004 | P(パラレル) |
ほとんどはノーマルですが、スリーブに付属したものだけはシークレットレアとなっています。
ここからは【風霊使いウィン】に関連するカードを見ていきます。
先ずは【憑依装着ーウィン/Familiar-Possessed – Wynn】
憑依装着ーウィン/Familiar-Possessed – Wynn
カード名 | 憑依装着ーウィン/Familiar-Possessed – Wynn | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆☆☆ (レベル4) |
種族等 | 魔法使い族/効果 |
テキスト | ①:このカードは自分フィールドの表側表示の、「風霊使いウィン」1体と風属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。 ②:このカードの①の方法で特殊召喚したこのカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 |
||
ATK | 1850 | DEF | 1500 |
【憑依装着ーウィン/Familiar-Possessed – Wynn】は2005年8月に発売された基本パック『ELEMENTAL ENERGY』で収録されました。
“憑依装着”ということで、【風霊使いウィン】のイラストに居た『プチリュウ』がウィンに精霊術により憑依した姿となっています。
召喚方法にもその部分があり、【風霊使いウィン】と風属性モンスターを墓地に送りデッキ、手札から特殊召喚することができます。
ステータスも憑依装着したことにより上昇しており、【憑依装着ーウィン】の効果で特殊召喚した場合は守備貫通効果を持ちます。
また、2020年ストラクチャーデッキ『精霊術の使い手』の”霊術覚醒パック”で再収録された際には別イラストVerもあり、ここでは『ウィン』に『プチリュウ』の羽が生えた姿となっていて、より”憑依装着”らしい姿となっています。
次に関連するカードとしては【吹き荒れるウィン/Storming Wynn】
吹き荒れるウィン/Storming Wynn
カード名 | 吹き荒れるウィン/Storming Wynn | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆☆☆ (レベル4) |
種族等 | 魔法使い族/効果 |
テキスト | このカードを除く自分フィールド上の風属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、手札から風属性モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。この効果によって特殊召喚されたモンスターは、「吹き荒れるウィン」が自分フィールド上から離れた場合破壊される。 | ||
ATK | 800 | DEF | 1500 |
【吹き荒れるウィン/Storming Wynn】は2006年2月に発売された基本パック『ENEMY OF JUSTICE』で収録されました。
“憑依装着”とは違い【風霊使いウィン】が大人になった姿です。
身長も伸び”大人”な顔つきになった『ウィン』。その顔つきの凜々しさもあり、これまでの『風霊使い』『憑依装着』とは違う感じになっています。
(可愛さのベクトルがズレたこともあり、この大人系列の霊使いはこれ以降登場していませんね。)
あと『霊使い』や『憑依装着』という名称が無いので、いずれからもサポート対象にならないのも悩みどころ。
次に関連するカードとしては【蒼翠の風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer,Verdant】
蒼翠の風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer,Verdant
カード名 | 蒼翠の風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer,Verdant | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
リンク | 2 | 種族等 | 魔法使い族/リンク/効果 |
リンクマーカー | ▷ △ ◁ ◁ ▷ ▷ ▽ ◁ |
||
テキスト | 風属性モンスターを含むモンスター2体 このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:相手の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。 ②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。 |
||
ATK | 1400 | DEF | – |
【蒼翠の風霊使いウィン/Wynn the Wind Charmer,Verdant】は2019年4月に発売された基本パック『RISING RAMPAGE』で収録されました。
【吹き荒れるウィン/Storming Wynn】から13年の歳月を経て新たに登場した『ウィン』の新カードです。
今までは効果モンスターでしたが、【蒼翠の風霊使いウィン】はリンクモンスターとして登場しました。
リンク2のモンスターとして登場した『ウィン』は相手墓地の風属性モンスターを蘇生することができるようになり、相手により場を離れた時にデッキからカードをサーチする効果を得ました。
また”憑依装着”カードとして扱うので、この後に登場するストラクチャーデッキ『精霊術の使い手』に収録されるサポートカードの恩恵を得ることが出来ます。
イラストについても、”憑依装着”段階であることから、かなり可愛いらしい姿です。またお供は『プチリュウ』とは別の小竜が居ます。色合い的にガスタ絡みの関係がありそうです。
そして現在『ウィン』のカードで最も高額なカードであり、SRやSEではそこまでではありませんが、20thSEは”30万円を余裕で越える”という状態です。
可愛い+高レア=高額。というシンプルな答えが現れています。
(ブルーアイズとかは別(10万とか100万単位)。某MTGのブラックロータスは論外(100万とか1000万単位))
モンスターカード『ウィン』に関連するカードの最後は【風霊媒師ウィン/Wynn the Wind Channeler】(2022年6月時)
風霊媒師ウィン/Wynn the Wind Channelerng
カード名 | 風霊媒師ウィン/Wynn the Wind Channeler | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆☆☆☆ (レベル5) |
種族等 | 魔法使い族/効果 |
テキスト | このカード名はルール上「霊使い」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 ①:手札からこのカードと風属性モンスター1体を捨てて発動できる。デッキから「風霊媒師ウィン」以外の守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性以外のモンスターの効果を発動できない。 ②:このカードが手札に存在する場合、自分の風属性モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。 |
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ATK | 1850 | DEF | 1500 |
【風霊媒師ウィン/Wynn the Wind Channeler】は2019年11月に発売されたVジャンプ11月号に付録カードとして収録されました。
これまでの『ウィン』よりもレベルが上昇して☆5となっています。
再び効果モンスターとなり、自身と手札のカードを捨てデッキからサーチする効果と、戦闘で自分のモンスターが破壊された時に自身を特殊召喚する効果を持ちます。
イラストも、【蒼翠の風霊使いウィン】の小竜と共に『プチリュウ』を連れて居ることから『ウィン』の成長が覗えるものとなっています。
衣装についてもローブを茶色から白色へ新調しています。もちろん、可愛いさも健在ですね。
ここからは魔法と罠についてです。先ずは【風霊術ー「雅」】です。
風霊術ー「雅」
カード名 | 風霊術ー「雅」 | ||
種類 | 通常罠 | ||
テキスト | ①:自分フィールドの風属性モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。その相手のカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。 |
【風霊術ー「雅」】は2005年7月に発売された『CYBERNETIC REVOLUTION』で初登場したカードです。
イラストは、『ウィン』が中心に描かれ【風霊術ー「雅」】を発動している様子ですね。
効果は自分の風属性モンスターをリリースして相手のカードをデッキバウンスするものです。
続いては『憑依装着』姿が描かれたカード【憑依連携/Possessed Partnerships】です。
憑依連携/Possessed Partnerships
カード名 | 憑依連携/Possessed Partnerships | ||
種類 | 通常罠 | ||
テキスト | このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 ①:自分の手札・墓地から守備力1500の魔法使い族モンスター1体を選び、表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。自分フィールドのモンスターの属性が2種類以上の場合、さらにフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊できる。 ②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「憑依」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。 |
【憑依連携/Possessed Partnerships】は2020年7月に発売された『ストラクチャーデッキー精霊術の使い手ー』で初登場したカードです。
各『霊使い』をサポートする効果を持ち、イラストは四属性の『霊使い』達が『憑依装着』姿で描かれています。
この『憑依装着』姿は”霊術覚醒パック”で収録されたイラストのものになっています。
続いては魔法カード【憑依覚醒/Awakening of the Possessed】です。
憑依覚醒/Awakening of the Possessed
カード名 | 憑依覚醒/Awakening of the Possessed | ||
種類 | 永続魔法 | ||
テキスト | このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。 ②:自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。 ③:自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。 |
【憑依覚醒/Awakening of the Possessed】は2018年12月に発売された『ジャンプフェスタ リミテッドパック2019』で初登場したカードです。
各『霊使い』をサポートし『憑依装着』が召喚された際にドローする効果を持ちます。イラストは四属性の『霊使い』達が描かれています。
続いては魔法カード【精霊術の使い手/Spirit Charmers】です。
精霊術の使い手/Spirit Charmers
カード名 | 精霊術の使い手/Spirit Charmers | ||
種類 | 速攻魔法 | ||
テキスト | このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「霊使い」モンスター、「憑依装着」モンスター、「憑依」魔法・罠カードの内、2枚を選ぶ(同名カードは1枚まで)。その内の1枚を手札に加え、もう1枚を自分フィールドにセットする。 |
【精霊術の使い手/Spirit Charmers】は2020年7月に発売された『ストラクチャーデッキー精霊術の使い手ー』で初登場したカードです。
各『霊使い』及び『憑依装着』をデッキからサーチする効果を持ちます。イラストは四属性の『霊使い』達が杖を掲げている姿で描かれています。
『ウィン』のお供である『プチリュウ』に関連するカードです。先ずはその【プチリュウ/Petit Dragon】
プチリュウ/Petit Dragon
カード名 | プチリュウ/Petit Dragon | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆ (レベル2) |
種族等 | ドラゴン族/効果 |
テキスト | とても小さなドラゴン。小さなからだをいっぱいに使い攻撃する。 | ||
ATK | 600 | DEF | 700 |
【プチリュウ/Petit Dragon】は遊戯王OCGの始まりである『Vol.1』に収録されました。
『Vol.1』は1999年に発売された基本セットです。
ここで登場した『プチリュウ』が2005年に『ウィン』のお供となったことで、2022年になっても登場し続けるカードになっているということです。
次は、その『プチリュウ』が『ウィン』により覚醒した姿【憑依覚醒-ラセンリュウ/Awekening of the Possessed – Rasenryu】
憑依覚醒-ラセンリュウ/Awekening of the Possessed – Rasenryu
カード名 | 憑依覚醒-ラセンリュウ/Awekening of the Possessed – Rasenryu | ||
種類 | モンスター | 属性 | 風 |
レベル | ☆☆☆☆☆ (レベル5) |
種族等 | ドラゴン族/効果 |
テキスト | このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは自分フィールドの表側表示の、魔法使い族モンスター1体とレベル4以下の風属性モンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキから特殊召喚できる。②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した時に発動できる。相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「風霊術」カードまたは「憑依」魔法・罠カード1枚を手札に加える。 | ||
ATK | 2000 | DEF | 200 |
【憑依覚醒-ラセンリュウ/Awekening of the Possessed – Rasenryu】は2020年8月に発売された『PHANTOM RAGE』で初登場したカードです。
『Vol.1』で登場した『プチリュウ』が『ウィン』の力を得て覚醒した姿ですね。効果も『ウィン』を初めとした『霊使い』のサポートとなっています。
イラストにも左上に『ウィン』が描かれていますね。
まとめ
【風霊使いウィン】についてでした。
これを初めにカードを1枚1枚、可能ならば1日1枚紹介していこうと思います。
引用
© 高橋和樹 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI